映画「悪魔のいけにえ」『悪魔のいけにえ』(故 淀川長治風でお送りします) いや~恐いですね~。タイトルを読むだけで内容が分かっちゃいそうですね~。 そうなんですね~。 ホラーなんですね~。本当に恐いんですね~。 この作品はどこで、どう、間違ったか、観ちゃったんですね~。 中学生の頃ですね~ブルブル。 タンタンと後、誰かもう1人(忘れた、しょうべんかも…)と、岡山の駅前にあった映画館(たしか、セントラル?だったっけ…)まで、チャリンコを飛ばして見に行ったんですね~。 実は俺達は『明日に向かって撃て』のリバイバル上映をめざしていったんですね~。 あの名曲「雨にぬれても」が挿入歌になってる西部劇の傑作ですね。 その同時上映が『悪魔のいけにえ』…だったんですね~。 凄いですね~…同時上映があったってのも凄いけど、抱合せでホラーを上映するなんて…。 センスぶっ飛んでますね~。 こわいですね~。何にも知らない底抜け3人組ですね~。 悪い事に、最初に始まったのが『悪魔のいけにえ』だったんですね~。 内容を紹介すると、 キャンピングカーでホリデイを楽しむ男三人、女二人の若者5人。 映画の前半でヒッチハイックの男を乗せるところから、この内容が異様だと、観客は理解するのに時間はかからなかったですね。 普通と思っていた、その男は突然自分の手首を切って笑い出す。 そして、彼らに面白そうに、斬りつけて来た! 車内は騒然とする! (カメラもドキュメンタリー風で、リアル感がよくでていますね。ただ、金が無かったて言う説もありますが…) やっとの事でその男を引きずり降ろして平静さを取り戻す5人。 その後、静かな避暑地に車を止めてのんびりする若者達。 音楽もなく、静まり返ったシーンが続く。 (ほんと~に、静寂なシーンがつづき、この後の恐怖感をより高める効果が凄いですね)。 その中のひと組の男女が仲間から離れ、近くを散策にいく。 何をしに行くんでしょうね~興味しんしんですね~(笑) そこで、ひっそりと建っている館を見つけた。 (『13日の金曜日』はこの作品をモチーフにしてるけど、出来はこちらの方がかなり上。) 彼女が忠告するのも聞かず、勝手に進入する男。 入口のドアを開けて、人を呼ぶが返事がない。 男はどんどん奥へ入って行く。 (観ている俺達は緊張のため生つばを飲む。隣のタンタンなんか、凄い大きなつばを飲み込む音がした) 外では女が男を呼び戻そうと名前を呼んでいる。 (何か嫌な予感がしたんですね。) 男は一番奥にあるジュラルミンの分厚いドアの前に行き着く。 突然! そのドアが バーン! と開かれ、中から大男が現われた。 顔には人間の顔を剥がした皮をかぶり、 手には屠殺場で使う大ハンマーを持って、進入して来た若者の頭を一撃した! そして、倒れた若者をズルズルと引っ張り込んで、 バーン! と分厚いドアを閉める。 …。 時間にして、10秒ほどの出来事。 …観客は凍った。 この男こそ「13金のジェイソン、エルム街のフレディ、とならぶ、3大ホラーキャラクター、チェーンソーを振り回す殺人鬼 「レザーフェイス!」 その初登場シーンであったんですね。 恐いですね~ その後の展開は…DVDでも観てくださいね~。 あまりの恐怖に書くのもいやになりましたね…。 ちなみに、アメリカで実際にあった事件を元にしたらしいですよ~。 とにかく、その後、『明日に向かって撃て』を見たんですね~。 よかったですね~。 タンタンなんか、涙を流してましたね~。(^~^) でも、どうしても、『悪魔のいけにえ』が頭から離れなかったのは言うまでもないですね。 恐いですね~。 たぶん、ホラー映画のベスト10をあげたら間違いなく、1位か2位ですね。 本当に恐いのは心霊現象や幽霊じゃなく、人間なんですね~。 あなたの隣人は大丈夫ですか~。 近くでチェンソーの音がしてませんか? それでは、さいなら!さいなら!さいなら! ジャンル別一覧
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